9月12日の午前中は2グループに別れ、それぞれ①ながめやま牧場 ②めざみの里観光物産館を訪問しました。
①ながめやま牧場グループは、広い酪農牧場を案内していただきました。生後1-2ヶ月の子牛への哺乳や飼料の配合場所や畜舎、搾乳場所を見学しながら、牛乳の生産や流通についても説明していただきました。この牧場の特徴は何と言っても放牧をしていること。このときはまだ暑くて日中は牛舎内にいた牛も、外でのびのび草を食んだり、歩いたりしているということで、牧場の牛たちへの気遣いがひしひしと伝わってくるようでした。
②めざみの里観光物産館グループは、ながめやま牧場産の牛乳等のほか、地場産の野菜やお酒などを取り扱う、物産館が商品流通に果たす役割について、説明していただきました。
お昼からは、やまがたアルカディア観光局の "SDGs未来都市 飯豊町「ながめやまバイオガス発電所」視察プラン"を利用して、しらさぎ荘での昼食と発電所見学。
(米沢牛の4割を生産している飯豊町に多い)肉牛の排泄物は、乳牛に比べ硬くエネルギー源にするのは難しいため、ここは東北でも初めての(肉牛排泄物による)発電所なのだそうです。隣接する牛舎からおよそ1000頭の牛の排泄物を回収し、さらに発酵を促進するための糖度の高い残渣を混ぜるなどして、エネルギーコストを下げるかつSDGsな取り組みを行っています。
3日目に続きます。
Comments