飯豊町グループからは、「SDGsの町としてのPR」「ふるさと納税に関するツアー」と、2つの提案がありました。町についての最初の印象は「美しい村」* でしたが、ツアー中に「SDGsの町」というものに変わっていったそうです。
まず「SDGsの町としてのPR」についての提案は次のようなものでした。飯豊町が米沢牛の生産しつつその牛糞を活かしたバイオガス発電を行っているという点を中心に、循環型社会をPRすると若年層や海外そして企業にまで響くのではないか。そして手書きでポスターを作成してくれました。
何と11月の外語大の文化祭「外語祭」では、このポスターを多言語で作成してPRしてくれるとのこと。提案が実際に多くの方の目に触れるようになる実践が伴っているなんて…とても楽しみです。
次に「ふるさと納税によるツアー」についての提案は次のようなものでした。学生さんたちとしては、ふるさと納税の説明を聞く中で、寄付金額が少ないことはもちろん、町の知名度が少ないこと、そして予算がない中でPRしなければならないことが課題として写ったそうです。この点を踏まえ、7月以降で①初日昼食→農業体験→温泉→農泊、2日目②雪室→物産館→源流の森(昼食作り)→解散というツアーを提案してくれました。このように魅力的なツアーをつくることで、寄付金額が増加し、さらにツアーでの観光客も増加し、そこでSNSの発信などによって町の知名度も上がっていくという狙いを話してくれました。
短時間で深く考察し、またすぐにでも実現可能なものを具体的に提案してくれたみなさん、本当にありがとうございました。外語祭での取り組みも、楽しみにしています。
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