9/13(水)は、中津川地区にて、旬を迎えようとしている里芋の収穫を行いました。学生さんたちにとっては初めての体験。鎌で葉っぱを切ったり、お芋を傷つけないように土を掘ったりと、慎重に進めていきました。また場所を移動して、オレンジ色の伝統野菜・宇津沢かぼちゃの畑も見学しました。
その後は中津川地区公民館で昼食作り。なかつがわ農家民宿組合のみなさんに指導していただきながら、採りたての里芋から芋煮を作りました。他にも頂いた宇津沢かぼちゃも煮物にしたり、地元食材を活かしたわらび煮や胡瓜漬、そして組合が手がける加工食品の山菜炊き込みご飯やくるみ南蛮味噌なども頂きました。地元の食材を活かして美味しい料理をする喜びを感じられたようでした。
最後に、雪国の知恵・雪室を見学。豪雪地帯では、厄介ものにされてしまう雪を活かした天然の冷蔵庫は年間を通じて温湿度が一定に保たれています。そこにお米や芋、酒、果樹などを入れると、鮮度が保たれたり熟成されたりなど、美味しさが増していきます。
この日は、3グループに分かれて農家民宿に宿泊。「おばあちゃんの家に来たよう」と、学生さんはそれぞれの宿での体験を楽しんで、また農家民宿の方々も、しばらくぶりの外語大生受け入れを喜んでいました。
最終日9/14(木)は、今回のまとめと報告会での発表に向けての話し合いを行いました。話す中で「ふるさと納税への提案」「飯豊町の(SDGs)ブランディング」の2つのテーマに分かれ、各グループで発表を準備していくことを決めました。
途中、飯豊町こくわてぃ協議会の八嶋剛寛氏が登場。氏の指導で、こくわてぃの美味しい淹れ方を実践しつつ、農産物の6次化という視点からも説明していただきました。
最後まで盛りだくさんな内容でしたが、学生さんたちも様々に考えてくれていたようです。報告会での発表が楽しみです。
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