平成30年度に飯豊町と同大が相互協力協定を締結してから、地域活性化を目的とした交流事業を中心に実施してきました。県内で寒河江市、白鷹町、高畠町そして今年からは山形市においても異なるテーマで同事業を開催しています。新型コロナウイルス感染症の影響で、令和2~3年度はオンライン開催でしたが、昨年度より学生の来町が叶うようになりました。
今回は町の基幹産業である農業と畜産業に焦点を当て、町の収入を増やすあるいはコスト削減について実現可能な提案をしてもらうようプログラムを組みました。
9月11日は、まず当会の会員でもある、まごころ食堂にて昼食。メニューは、米沢牛のローストビーフや野菜のマリネなど。美味しそうな食事に学生さんからは歓声が!
店主の後藤明子さんには、自家製米や地産地消の野菜を用いていることなど、食材へのこだわりについて教えていただきました。
その後は飯豊町役場に移動しての座学。
まずは、農林振興課の金田さんから主要な農業や畜産について、そして役場と農家さんとのつながりについてなどを説明してもらいました。
次に、企画課の二瓶さんから、ふるさと納税や移住・定住施策、そしてお仕事支援についてなど説明してもらいました。
最後に、商工観光課の菊川さんからグリーンツーリズムを中心とした町の観光振興について説明してもらいました。
どれも町民が収入を安定的に得て、そして町にも税収が入り、地域が活性化していくための重要なこと。学生さんたちは真剣に耳を傾けていました。
2日目に続きます。
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